4月7日(火)17:27に高崎市より出された新型コロナウィルス感染症対策による登園自粛要請を受け、高崎保育所では同日19:05に登降園システムを通じて保護者の皆様に登園自粛の連絡させていただきました。
緊急事態宣言の出ていない群馬県において登園自粛の対応をしてくれた市に感謝すると共に私どもは感染予防策の見直しや市役所との連携、情報収集等出来ることを一つ一つこなしている状況です。
しかし、7日の登園自粛要請以降、多くの方と話をさせていただく中で少し温度差を感じる事がありました。
こども園・保育所を含めた複数のおとなが毎日、出入りする場所において感染リスクは高くならざるを得ず、お子さん、保護者の皆さん、そして職員の生命を危機にさらす可能性もあります。
そこで4月8日(水)に改めてお手紙による 『高崎保育所からのお願い』 を配布させていただきました。
想像してみてください。
もし、高崎保育所で新型コロナウィルス発症者が出てしまったら・・・
「登園自粛による当園からのお願い」の『お預かりする対象となるご家庭』欄にも書かせていただきましたが休みたくても休めない職種の方がいます。
在宅勤務に振り替えられない職業があります。
「在宅勤務だけど子どもがいたら仕事にならない」
そんなこと言っている状況ではありません。
単純な比較は出来ませんが昔は子どもを背負って仕事をするのが当たり前の時代がありました。
緊急時には通常時と180度考え方を変える必要があるのです。
今は子どもを保育園に預けないで済む事が出来る方は幸せなのです。
大げさではなく、子どもの命がかかっているのです。
『子どもを預けるな』と言っているのではありません。休園要請が出ない限り高崎保育所は休園にはいたしません。
園長が保育の必要性を認めれば(職務上の都合等やむを得ない場合)誰でも保育を受け入れます。例え園児が一人も登園しなくても非常時に備えて職員配置はします。
保護者が育児ストレスを抱え込まないように何かありましたら、いや何もなくてもいつでも連絡してください。『ニコニコ相談』も受け付けています。
最後に高崎市からの案内に書かれていた一文を改めて記載させていただきます。
『保護者の皆様におかれましては、お子さんの健康を最優先とした本件要請の趣旨をご理解いただき、なにとぞご協力くださいますようお願いいたします。』
副園長:藤井信之