園庭に田んぼを作りました。
5/20(金)先ずは堅くなっている田んぼの土の『田おこし』をします。鍬を使って掘り起こし、土を細かく砕くことで、泥の中に空気が入るようになり、稲がしっかりと根を張ることができます。
この後、水を張ったのですが、田んぼに水を入れて30分もしない間に「ツバメ」や「すずめ」が飛んできて嬉しそうに水浴びをしたり泥を持って行ったりしていました。
5/21(土)新しい田んぼなので『代掻き』をしながら底から水が抜けないようにしっかりと下の粘土質の土を踏み固め、表面の泥は柔らかくなるようよくかき混ぜてから平らにならします。
5/23(月)いよいよ『田植えです』お尻をついてしまったり、ころんだり、泥だらけになりながら年長児が田植えをしました。年中児と全職員も田んぼの外から田植えのお手伝いをしました。
子ども達はもちろん、ほとんどの職員にとっても『田植え』は初めての体験でしたが、田んぼを作って下さった倉渕村の「新井さん」と、田んぼの土と苗をプレゼントしてくださった「大井さん」の手ほどきを受けながら、素晴らしい田植えをすることが出来ました。
そして、町中に新しく出来た田んぼに、子ども達はもちろん、鳥や虫達も大喜びしています。
子ども達は、新型コロナウィルス対策として除菌生活を強いられがちですが、外遊びや泥遊びを通して様々な常在菌に触れ合うこともとても大切です。
高崎保育所は児童福祉施設として、子ども達が安心して生活できるように、そして心身の健全な発育・発達が叶うよう環境整備を進め、これからも各ご家庭や地域と一体となって子育てをしていきますので、今後もご協力をお願いいたします。
副園長:藤井信之